まるのうらがわ♪

カテゴリ:攻殻SAC 2nd( 5 )

第4話’~天敵~

第4話’~天敵~

 前回、第4話の感想を書きながらなんだか、いまいちだなー。と、思ったのですね。それで、なんでかなぁ。腕がにぶったのかなぁ。そもそも腕なんてないしなぁ? なんでかなぁ? と、思い続けて幾年月、第6話まで観終わってやっと解決することができました! 解決の糸口は1stにありました。
 4話はアクションシーンが多い回でしたので、1stの第13話「≠テロリスト NOT EQUAL」と、くらべてみる事を思いついたのです。まず1stの13話、多少ネタバレになりますが、ここではそんなことを気にしてはいられませんけど、なるべく回避する方向で行きましょう。

 13話は、テロリストにさらわれた人間を奪還するために、敵の巣窟である塔に登り、頂上にある目的を達成する。というお話です。このストーリーのベースは、もうずいぶん昔から手垢のついている手法です。初出がなにかは分かりませんが、思いつくものを挙げてみると、死亡遊戯から、カリオストロの城、さらに押井監督の幻のルパンも同じような構成をとっています。(ずいぶん狭い気もしますが、各人で考えてもらえば他にもたくさんあるような気がします……。)

 1stの13話はこういう古典的なストーリー構成を用いることで、小難しくなりがちな話の内容を分かりやすくえがいています。テロリスト云々は、攻殻というラインを外れてしまわないために書かれていますが、その辺は13話ではオマケにしかすぎません。では、13話では何を描きたかったのか、というと、本編でタチコマもいっているとおりアクションです。ストーリーを、「塔の頂上に行って誰かを助ける」という分かりやすいものにすることによって、視聴者は、細かい複線に頭を悩ませることなく、ただアクションを楽しめるのが1stの13話という回です。

 しかし、2ndの4話は、それとは大きく違いました。結論から書くと、2ndの4話は、1話まるごと複線です。と、いい切っても問題ない内容でした。いちおう1話で事件が解決するので、1話1ストーリーの様式を保ってはいますが、4話で初めて登場するゴーダの存在や、その後ろにある組織がちらついたりと、次回以降に続くであろう複線が多く、それらの情報を拾っていかなくていけないので、せっかくのアクションシーンに集中できません。

 あと、アクションに集中できない要素として、ゴーダが9課に提示した作戦が、視聴者に見えていないという点も挙げられます。つまり、9課のメンバーがなにを作戦の最終目標に設定しているのかが不明瞭で、いまいち乗り切れないところがありました。肝心の9課の動きも、コンビネーションがいいように見えますが、こちらにしてみれば、動きがいい分だけ置いていかれた気持ちになってしまいます。しかし、コンビネーションがいいと思われていた9課ですが、タチコマがヘリに狙撃され、少佐が生身で戦わなくてはいけなかったりと、完全に作戦が失敗しています。

 1回視聴しただけではこの辺の違和感がどうしても、拭えなくて、もやもやした気持ちになってしまいます。そして、このもやもやする気持ちは、最後まで続き、次回以降に持ち越されることになります。このもやもやする気持ちの原因はやはり、確たる敵が見えないというところからくるのでしょう。早く敵が本性をあらわして欲しいと、ジリジリする回でした。
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by maruura | 2004-09-09 01:52 | 攻殻SAC 2nd

◆攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG04

第4話~天敵~

 今回の話は、タチコマがビルの間を飛び回り、対戦車ヘリとバトルを繰り広げるなど、かなりアクションシーンが多くとても楽しめました。特に! 軍用の対戦車ヘリ『ジガバチ』と、直に綱引きをする少佐萌え! 少佐はすぐ生身で戦おうとしますね(汗)。タチコマも言ってますが、軍用対戦車ヘリにはタチコマでは到底かないません。なんか、軍用の○○というのが出てくるたびに、ボロボロにされるタチコマがかわいそうです。タチコマって軍用の思考戦車とくらべると軽自動車みたいですよね。公安だからあまり武装強化するわけにはいかないのかもしれませんが、なんだかタチコマが不憫でなりません。

 という訳で4話では、ついに内閣情報庁 戦略影響調査会議代表補佐官、合田一人が登場します。ゴーダは今回の一件すべてを9課にまかすと伝えますが、作戦はゴーダが用意したものにしたがうことを条件として提示します。胡散臭いことこのうえないゴーダの話に、少佐は、とりあえず疑ってはいるがすぐに危険な目にあうこともなさそうなので、ゴーダの腹を探る意味で、作戦に従うことを決意したように思えます。それにバトーは反対しますが、少佐が決めたことには従うという感じでしょうか? サイトーは、文句を言わずただ命令にしたがいます。生身のトグサは現場に出ず家捜しです。

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by maruura | 2004-07-27 20:55 | 攻殻SAC 2nd

◆攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG03

第3話~土曜の夜と日曜の朝~

 アンドロイドを遠隔操作し、盗みをはたらくという怪盗、『キャッシュアイ』が、とある権力者のビルに予告状を置き、痕跡を残した上で逃亡する。

 キャッシュアイが盗みを予告した日時には、権力者(田所)が主催する、政財界の大物を集めた秘密のパーティーが開かれる予定になっていた。後ろ暗いところのある大物の集まる秘密のパーティーに、無粋な警官を多数配備するわけにもいかない主催者は、秘密裏に動ける公安9課に総理を通じてムリヤリ警備を依頼する。

 今回の任務は、劇中でも少佐が言っているように、休暇を返上させられてまでやるようなものではない。というのにかなり同感。ただ何も知らない田所が、9課と少佐の手の上で踊らされているのを、笑ってみていられるというのが、楽しい話です。これは、権力を持って悪事を働くものを、断罪するという水戸黄門的な気持ちよさだと思います。最後の方の、パーティーに来ていた他の権力者たちが車で去っていくシーンで、あぁこのあと、この人達も一網打尽にされるのだろうなぁ。という、自ら網に飛び込んでいく魚を見るような気持ちになれるのが楽しいです。

 それにしても、今回は、アクションシーンもほとんど無く、少佐がどうやって脱出したか、とかそういうトリックなどもどうでもよくて、見所はやはり少佐のお色気シーンでしょうか? 今回少佐は、峰不二子バリのお色気で、権力者を悩殺するシーンを見せてくれたり(怪盗の話だからルパンを意識して作っていたりするのだろうか?)。あと、最初の方でも、ボディスーツのジッパーを下ろして、胸の間から物を取り出したりと、やたらサービスシーンが多かった気がします。谷間とかも出ちゃいますし、ドレスも着ちゃいます。メスゴリラのパーティードレス姿です(笑)。少佐のドレス姿を見たボーメいわく「ヘコむねぇ」とのことでした。

 まぁ、今回は、次回に続く助走と考えて、こんなものだろうなー。と、いう感じです。早く物語の本筋に絡むお話が見たいなと、思った回でした。バトーさんを多めにお願いします。

 ぜんぜん関係ない話ですが、S.A.Cの少佐って、やたら高いところから飛び降りますが、どうやって着地しているのでしょうか? いくら全身義体化サイボーグといっても、体重は普通の人間より重いはずなのに、平気なのが不思議です。
はッ! まさかダミュソス……。
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by maruura | 2004-07-19 03:25 | 攻殻SAC 2nd

◆攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG02

第2話~飽食の僕~

『2ndGIG』はファーストより社会情勢がずっと深く描かれています。前回1話の方でも少し書きましたが、『2ndGIG』では、戦後ということを強く意識させるつくりになっていて、日本には戦争帰りの人がいたり、戦争難民が労働力として約300万人ほど受け入れられているという設定だそうです。今回第2話で、スポットが当てられているのは、『2ndGIG』の世界ではどこにでもいるような戦争帰りの男です。第2話は、そのありふれた男が社会やマスコミに不満を覚え、今の社会を変えるために動き出そうとする。というお話です。

 簡単に観ると、9課のメンバーもほとんど登場しませんし、男が延々ひとり語りをするという地味な回に思えますが、この話はこの先『2ndGIG』を読み解く上で非常に重要だと思えました。ファーストとは、かなり変わってしまっている世界観と、今後9課が相手にするであろう敵が生まれる土壌を、平凡なひとりの男の目を通してきっちり見せていく、というかなりよくできた回だったと思います。

 ファーストの敵『笑い男』は、すくなくとも笑い男としての素養がある人間が事件に関わる、という展開でしたが、『2ndGIG』がそれと大きく違うのは、誰でもテロリストになりえる不満を持っているという社会情勢がベースになっている点だと思います。それは、第2話に登場する『ギノ』という平凡な男が、社会を変えようと銃を持って動き出すことから読み取れるようになっています。『ギノ』のような平凡な男でも動き出したということは、『2ndGIG』の世界にはもっと過激で行動的な人間が多数潜んでいる可能性を、示唆されているということです。

 どうやら今回の敵である『個別の11人』という存在はそういった民衆の総意の中から浮き出た過激な人々のようです。ということは、9課の敵はただ11人の人間というだけでなく、『個別の11人』という存在を筆頭に、国民が社会に対して持っている不満といえます。まぁ国民の不満といってもそれが悪いわけではなく、その不満の矛先である、政治家やマスコミが悪かったりする訳ですが、テロを事前に防ぐことも9課の仕事ですから、9課からみれば、テロを起こす『個別の11人』は敵になるわけです。

絵的には地味で分かり辛いお話ですが、2回くらい観ればおもしろいかな? と、思いました。あと、神山監督のインタビューをあわせて観ると、かなり深く読み解けると思います。

ぜんぜん関係ありませんが、ゲストとしてこずえ鈴さんが登場していました(笑)。まだ2話までしか観ていないので、スカパーなどで観て先を知っている人には筋違いな感想を書いているかもしれませんが、そういうのはお許しください。
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by maruura | 2004-06-23 04:34 | 攻殻SAC 2nd

◆攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG

第1話~再起動~

『個別の11人』を名乗るテロリストグループが、中国大使館を占拠する。テロリストの要求は、アジア難民の受け入れ撤廃および、国内に点在する計5ケ所の難民居住区の即時撤廃。しかし、政府は近く流入の一途を続ける難民の受け入れの無期限停止と、難民居住区の段階的縮小化を発表する予定だった。つまり、テロリストの出した要求は、政府によって施行される予定だったものと重なっていた。ここで、政府が予定通りそれらを行うと発表すれば、テロリストの要求に屈したと世論から非難を受けると予想される。そこで、中国大使館がテロリストに占拠されたという事実を、テロリストが出した要求と共にマスコミに気づかれる前に処理する必要が出てくる。ここで再び公安9課の力が必要になるのだった。

 前作『攻殻S』に比べると、初回から難解なテーマです。これは前26話で攻殻機動隊SACという作品が、どういうものなのか浸透しているから、できるテーマでしょう。
 話は戻りますがOPも前作に比べると良くなりました。今回のOPを手がけたのは西尾鉄也さんです。しかし、このOPはお葬式とか死を連想させるのはワザとでしょうか? 今回のシリーズは公安9課が追い詰められていくお話だということなので、その辺も関係があるのでしょうか? 話は戻って本編です。やはり1話だけあって、作画も気合が入っていて完璧です。それにテロリストの制圧ということで、9課のリハビリにももってこいでしょう(笑)。アクションシーンも盛りだくさんで見ごたえがあります。

 時期がくれば『2nd GIG』も地上波で放送されるかもしれませんが、前作の1話で、アンドロイドが銃撃されるシーンがありました、アレは撃たれたのがアンドロイドだったので、血は白くて済みましたが、今回は地上波で流すには血が出すぎなような気がして心配です。大丈夫なのでしょうか? 私はDVD組なので大丈夫ですが(汗)。地上波を心待ちにしている人には気になりますね。ダメだったらレンタルしましょう。

 また本編の話に戻りますが、「今回のテロリスト制圧任務が成功したあかつきには、9課に新人が数名入隊する」ということなので、まだ見ていない人は、楽しみにしておいて下さい。トグサいわく「いまさら9課の任務について来られるヤツがそうそういるとは思えませんねぇ」にはにやりとさせられました。トグサさんもずいぶん成長したようです(笑)。

 とりあえず1話だけを観ての感想は、やはりおもしろいですねー。1話には原作の内容がところどころちりばめられているので、ファンにも嬉しいです。トグサが乗っていた車のロゴにまでネタが仕込まれていました。前作でファンになった人にも、ずっと士郎正宗ファンで、ソリッドボックス4つも持ってるよぉ~なんていうコアなファンも十分に楽しめる内容になっていると思います。
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by maruura | 2004-06-16 03:26 | 攻殻SAC 2nd

Better late than never.
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